定義
ウェブホスティングにおけるBandwidthとは、一定期間(通常は月単位)でサイトと訪問者の間でやり取りされるデータの量のことです。訪問者がページを読み込むたびに、HTML、画像、CSS、JavaScriptなどのアセットのサイズ分のBandwidthが消費されるため、メディアの多いページはシンプルなテキストページの何倍ものデータ量を使用することになります。多くのホスティングプランでは、月間の許容量がゆったりと設定されており、それを超えると速度制限や追加料金が発生します。一方、クラウドやプラットフォーム系のホストでは、無料枠を超えた分をギガバイト単位(多くの場合1GBあたり数セント程度)で課金する方式が一般的です。計測はサーバーのネットワークインターフェース上で行われるため、ボットのクロールや攻撃トラフィックもカウント対象となります。Bandwidthは規模が拡大するにつれて最大のコスト要因の一つとなるため、CDNやCloudflare Pagesのようなプラットフォーム(Bandwidth料金なし)は、トラフィックが増えるにつれてGB単位課金のプラットフォームよりも大幅に安くなります。これは、CDNがオリジンサーバーではなくエッジ側でほとんどのリクエストを処理するためです。
利用方法
100KBのページが月に1万回閲覧されると、およそ1GBのBandwidthが使用されます。画像や動画、一般的なフロントエンドのスタックが加わると、1回の訪問あたりのデータ量は急速に増加します。ホストはサーバーのネットワークインターフェースでBandwidthを計測するため、ボットやDDoSトラフィックを含め、配信されたものすべてがカウント対象となります。
重要な理由
トラフィックの少ないサイトにとって、Bandwidthの許容量が制約になることはほとんどありません。しかし、特に画像や動画を配信する高トラフィックのサイトでは、Bandwidthのコストが請求額の大部分を占めることがあります。CDNを利用すればエッジ側でほとんどのリクエストを処理できるため、オリジンのBandwidthを大幅に削減でき、多くの場合その分の元が取れます。